NOTE
Version
v2ではMembership Queryを2種類に分けている
・General Query グループアドレス0.0.0.0としたクエリー=全グループ=全員
・Group Specific Query グループアドレスに指定された特定のReceiver
PIMのDR
・DRプライオリティが大きいLH、同じ場合は最大IPのLH
v3はソースを指定できるため、Membership Reportの宛先をグループアドレスにするのではなく、特定アドレス(224.0.0.22)にして、そのデータ内にグループアドレスとソースの情報を含む
IGMP Querier Election
PIMv1
- PIM DRがIGMPクエリを送信。DR はDRプリオリティ>IPアドレスで決まる。
PIMv2
- IGMPクエリアがクエリを送信。クエリア = サブネット上の最小IP
Membership QueryとJoinを送るルータが異なることもある
Query→ +---[LH1]---+ [R1]---| |---[Receiver] +---[LH2]---+ ←Join
IGMP Filtering
- ip igmp access-group 標準ACL でLHがReceiver から受け入れるJoinメッセージをフィルタする。
- ip igmp limitでLHがレシーバから受け取るグループアドレスの数を制限する。
- IGMPプロファイルの利用
ip igmp profile PROFILE-NAME permit | deny range 229.0.0.1 ⇐単一の場合 range 229.0.0.10 229.0.0.20 ⇐レンジ指定の場合 range XXXXX exit (config-if)# ip igmp filter PROFILE-NAME
- IGMPグループの最大数指定
- 上限を超えた時のアクション deny = 破棄 or replace = 古いものを置き換える
(config-if)# ip igmp max-group <0-4294967294> (config-if)# ip igmp max-group action [deny | replace]
IGMP Timers
- LHがグループ内のレシーバの存在を定期的に確認する時間を変更する。デフォルトは60秒。
- LHがレシーバがグループにいないと判断する時間を変更する。デフォルトはip igmp query-intervalの2回分(120秒)
ip igmp query-max-response-time
- レシーバがLHからのクエリに応答する時間を変更する。デフォルトは10秒
- LHがレシーバの脱退(leave)を検知したら、即座にLHのポートを削除するようにする
ip igmp last-member-query-count
ip igmp last-member-query-interval
IGMP Snooping
- レシーバのJoinメッセージを見て登録、レシーバのいるポートにのみに転送
- デフォルト有効
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