NOTE
on mode
- on モードと言っても各ポートの属性が合わないと落ちる。
- 対向のコンフィグ誤りを検知できないので間違えによりループを引き起こす可能性有り。
- SPANの宛先に指定できない。
- PVLANのポートの一部にしてはいけない。
Link Aggregation Control Protocol (LACP)
- 要一致項目:Native VLAN、VLANレンジ、Trunkタイプ、Trunkステータス、Speed、Duplex
- 最初に有効になった物理ポートのMACアドレスを論理ポートのMACアドレスとして扱う。その物理がバンドルから外れると、残りのポートのMACアドレスから選ばれる
- LACP:グループ16本、最大8本をActive化、プライオリティ1-65535デフォルト32768、小さいほうが優先
- stack構成の時にsystem-idコマンドでstack masterのMACアドレスを使うと、stack masterが変更になるたびにSystem IDも変更になるのでフラップが起こり、STPのコンバージェンスが発生する。
⇒ stack-mac persistent timer <分>を使うことで、stack master 変更時にSystem IDが変更になる時間を遅らせることができる(persistentというよりdelay)
Port Aggregation Protocol (PAgP)
- 要一致項目:Native VLAN、VLANレンジ、Trunkタイプ、Trunkステータス、Speed、Duplex。
- PAgP:最大8本、プライオリティは0-255でデフォルト128、大きいほうが優先。
- 最初に有効になった物理ポートのMACアドレスを論理ポートのMACアドレスとして扱う。その物理がバンドルから外れると、残りのポートのMACアドレスから選ばれる。
- PAgPのパケットはtrunkを通る時は若番のVLANを通る。
- stack構成の時にそれぞれのSWのリンクで組むことはできない。
- silentとnon-silentがあり、non-silent推奨。
- PAgP にはLearn Method という分類がある。
silent
- 対向機器からデータが届かなくてもバンドルする(EtherChannelを形成する)。
- 片方向通信によるループはUDLDの利用により防止する。
- 障害時にSTPに報告しない。
non-silent
- 対向機器と相互に接続性の確立ができるまでバンドルしない(EtherChannelが形成されない)。
- 片方向通信によるループから保護する。
- 障害時にSTPに報告する。
こういう場合に、イーサチャネルを使っているのに物理1本切れただけでSTP再計算されたら困るので、この時はsilent。
Learn Method
- PAgP にはLearn Method という分類がある。物理ラーナーと集約ラーナー。
- どちらのポート(物理ポート/論理ポート)からMACアドレスを学習するかで決まる。
- 両端で一致する必要があるが、最近のは全て集約ラーナーがデフォルトなので意識しなくても良い。
- 1900シリーズくらいのレガシーの場合は物理ラーナーな可能性があるので、設定変更が必要になる場合もある。
- pagp learn-method physical-port で変更
- port-channel load-balance src-mac でロードバランス方式を変更
Load Balancing
- デフォルトはsrc-mac (機種によってはsrc-dst-ip)
Switch(config)#port-channel load-balance ? dst-ip Dst IP Addr dst-mac Dst Mac Addr src-dst-ip Src XOR Dst IP Addr src-dst-mac Src XOR Dst Mac Addr src-ip Src IP Addr src-mac Src Mac Addr Switch(config)#
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