NOTE
FIFO (First In First Out)
- 到着順、実質QoSではない
PQ (Priority Queuing)
- 4つのキューに分類される(High、Medium、Normal、Low)
- 優先度の高いキューが空にならないと転送されない
- Lowはひたすら待たされる
CQ (Custom Queuing)
- 管理者がキューを設定
- ラウンドロビンで公平に
- 1回の最大送信サイズに差をつける
FQ (Fair Queuing)
- フローごとに自動でキューが作成される
- 基本的にはパケット長の短いものから送出される
- おおよそ均等なレートで送出(ラウンドロビンで回している訳ではない)
- 自動なので管理者による定義ができない
WFQ (Weighted Fair Queuing)
- 基本的な考えはFQと同じ
- 送出の順番を決めるシーケンス番号を割り当てる時の計算に重み付けをしている
- 優先度の高いものはシーケンス番号が小さくなるような式になっている
- フロー単位(Src/Des,IP/Port)で生成されるが、queuingが不要な状態になると削除されるため、同じフローが発生しても、使われるqueueは別モノになっている
- [NOTE] Weighted Fair Queuing (WFQ)
CBFWQ (Class Based Weighted Fair Queuing)
- FQ/WFQは自動でキューが作成されるが、これは管理者が定義できる
- クラス毎に割り当てる帯域幅を指定できる
- 指定帯域幅は輻輳時の最低保証帯域のことなので、空きがあれば指定帯域幅以上も出せる
LLQ (Low Latency Queuing)
- PQのHighとCBWFQを組み合わせた仕組み
- 輻輳時、PQ部分は最大帯域幅となり、それ以上は出せない
- 輻輳時、CBWFQ部分は最低保証帯域幅となり、空きがあればそれ以上出せる
- class-map内でPQはpriority、CBWFQはbandwidth コマンドで指定
- PQの中ではFIFOで動作する為、異なる性質のトラフィックをPQ内に共用させるとゆらぎの原因になる
- PQは複数持つこともできるが、全てのPQ内ではFIFOで動作する
(特定のPQだけを優先させることはできない)
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