NOTE
- 障害時にフローティングスタティックで切り替えるためにAD値を調整。しかし、staticは再帰検索を行うので、NHのアドレス宛に到達できる経路が他にあるのであれば直接の送出先が落ちても経路が消えず予備ルートが上がってこない。デフォルトルートを使えば宛先に到達できるとルータは理解してしまう。
- NextHop IP アドレスと出力インタフェースの違い
IP アドレス
1. ルーティングテーブルからエントリを探す。
2. nexthop アドレスを見つける。
3. nexthop アドレスに対応するMACアドレスをarpテーブルから探す。なければ解決する。
4. MACアドレスを得て、相手IFにL2フレームを送信する
出力インタフェース
1. ルーティングテーブルからエントリを探す。
2. 直接接続と判断されるので宛先IPアドレスに対するMACアドレスをarpテーブルから探す。
なければ解決するが、対向IFが
・proxy arp が無効の場合、応答するIFがないのでこの時点でfail
・proxy arp が有効の場合、MACアドレスを得て、対向IFにL2フレームを送信する
ほぼ変ることのないnexthop IPアドレスと、その都度異なる可能性が高い宛先IPアドレスとでは出力IFを指定するほうがarp処理の頻度が多くなる。
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