NOTE
1. シリーウィンドウシンドロームを回避
(config)#service nagle
2. ハイパフォーマンスTCPオプションを有効
(config)#ip tcp selective-ack ★TCP選択的確認応答 (config)#ip tcp timestamp ★TCPタイムスタンプ (config)#ip tcp ecn ★TCP明示的輻輳通知
3. TCPウィンドウサイズを標準16ビット最大値の2倍
16bit = 65535の2倍は131070
(config)#ip tcp window-size ? <68-1073741823> Window size (config)#ip tcp window-size 131070
4. TCP SYNの待ち時間を最少
(config)#ip tcp synwait-time ? ★TCP接続試行時間 <5-300> Wait time (config)#ip tcp synwait-time 5
5. TCPセッションをフラグメント無効にする機能を有効
(config)#ip tcp path-mtu-discovery ★TCP PMTUD
6. TCP出力キューを16パケット
(config)#ip tcp queuemax ? <5-100000> Number of packets (config)#ip tcp queuemax 16 ★TCP発信キューサイズ
silly window syndrome
受信側に十分な空きができないうちに小さなデータ量+ヘッダーでデータを送ることを続けてしまい、
ヘッダーの占める割合が多くなり、回線使用率が悪くなること
Selective ACK
これまでは一部が欠けても、欠けたデータ以降の正常受信分も再送していた。
これを正常受信分のACKを選択して返すことで再送を本当に必要な分だけにさせる。
1-10のうち、1,2を受信、3がロス、4-10を受信した場合、これまでは2までを受信と返していたが、
1,2,4-10を受信とすることで、3のみを再送させる。
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