Cisco VIRL インストール手順

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以前まで使っていた Cisco VIRL が期限切れになり、新たに買いなおしたものの放置ぎみだったので再度インストールしてみたのでその手順メモです。
環境
Windows7 64bit SP1
Core i7
メモリ 16G

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事前準備

VIRLおよびライセンス入手(拡張子.pemのファイル)

VMware インストール & VIRL インポート

今回は訳あってVMware Workstation Player 14を利用
仮想マシン設定の編集を以下として実行
メモリ:8Gから推奨最大
プロセッサ:仮想化エンジンIntel VT-x/EPT または AMD-V/RVI を仮想化
にチェック
ネットワークアダプタ:数字無しをNAT

 

今回は外部からVIRL上のノードへアクセスはしない前提なので上記だけで大丈夫かと思います。外部からのアクセスがある場合は以下あたりを参考にネットワークアダプタ2 ~ 5を設定してください。

http://virl.cisco.com/workstation.php

ccieojisan さん

VIRL 1.1.1 April’16 Release インストール手順(VMware Player編)
こんにちは。ccieojisan です。VIRL 1.1.1 April'16 release がリ...

VIRL 初期設定

この画面が以前の1.2の頃にはなかった。そのままEnterでOK。

ここも特に変える必要はないのでEnterで次へ。

eth0でOK。違っていれば、矢印キーとスペースキーで変更する。

Serverに設定するアドレスを指定。特にこだわりがなければDHCPで良し。

変更無しでも大丈夫だが、パスワードなのでpasswordVIRL は覚えておく。

クラスタとか不要なのでそのままEnterで進む。

これでいいよねと確認がでるので修正があれば戻り、なければEnterで進む。

設定完了まで待つ。ちなみに40%くらいのところがフリーズしたかと言わんばかりに長い。

こんな感じになれば完了。この時の1行目のアドレスはDHCPで割り当てられたServerのアドレスなので覚えておく(GUIでアクセスする)。

疎通確認&時刻同期

さきほどの画面で virl  と VIRL でログイン
一応、eth0のIPアドレスを確認。

ifconfig eth0

インターネットへの接続性を確認

ping -c 4 www.cisco.com

NTPの確認(sys_peer と reach 377)

sudo ntpq
association
peer

 

ライセンス登録

eth0のアドレスにブラウザからアクセスする(httpsではない)。
ユーザ名:uwmadmin
パスワード:password

左から VIRL Server > Salt Configuration and Status をクリックする。Connect 以外はグリーンになっているはず。
Reset keys and ID をクリックする。

次の画面がでるので以下のように修正する。

Salt ID and domain
⇒ pemファイルの拡張子を除いたファイル名(ドット含まず)
Customer e-mail Address
⇒ VIRL購入時に使ったアドレス
List of Cisco salt masters
⇒ デフォルトのままでもOK、ここではAPにしている
Master sign public key
⇒ デフォルトの eft.pub(Regular use)
プルダウンを見ると分かるが、シスコの指示がある時と記載があるので、他2つは使わない
Minion private RSA key in PEM format
⇒ デフォルトの記載を一度削除して、自身のライセンス(.pem)の中身をコピペする。BEGINやENDの行も全て含める。
終わったら、Reset

正常に登録されると次のようなになる。
Connect が緑になり、Last attempt result も Call was successful となればOKです。一応、スクロールして隠れているStatus に黄色や赤色が無いか確認しましょう。

VM Maestro インストール

VIRLを使う際のクライアントソフトをインストール
(ここでは VMMaestro-dev-1.5.0-511-setup_64.exe)
左から VIRL Server > Software をクリックする。Versionも一致していて特にアップデートは不要のようなので、そのまま左のDownload をクリックする。

該当のリンクからダウンロードしてインストールする。

起動するといきなりこれなのでAgree

OKで進む

ここでは localhost を IPアドレスに修正する。

ヒントを設定するかどうかはお任せ。

ここまでくればOK。一応、右下のguest をクリックして確認しましょう。

4つが全てCompatible のことを確認。

適当にSample Topology を開き、左上の緑ボタン(Launch Simulation)をクリックします。

起動できれば以下のようにアイコンが緑に変わります。

コンソールアクセスができることを確認して終了です。

20台起動できない時

VIRL Personal Edition は最大20台のノードを使えるが、20台設置しても

となることがある。その場合は
VIRL Server > System Configuration > Hardware をクリックする。CPU Overcommit Multiplier をデフォルトの3から増やして試してみてください。

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