Troubleshooting 小ネタ 01

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Troubleshootingでは問題に指示された出力が得られるようにしなさいと言うのが大半です。
まずはpingやtraceを使って現状を確かめるところからスタートする訳ですが、どの機器であっても、私は決まって最初に sh run | sec access と叩いてACLがあるかをチェックします。もしあれば、それが何のためのACLなのかを確認してから切り分けを始めるようにしています。これ自体、劇的な効果がある訳ではありません。ルーティンというか、私なりの切り分け手順の中の1つです。CCNPでも同じでしたが、Troubleshooting は自分なりの切り分け方法、手順というのが確立されていないとやってられません。私の場合にはACLの他にもレイヤ(L2/L3)とプロトコル(IGPは何か、BGPの有無)によって予めいくつか確認事項を決めていて、それを確認、頭に叩き込んでから各所を確認していきます。
もしラボ初受験であれば、とても緊張すると思います。朝一番、Troubleshootingからスタートしますが、構成をみて、複雑さが自分の予想以上であったり、ルータ/SWのコンフィグ量などに圧倒されると、何から手をつけていけばいいのか分からずに焦ってしまうかもしれません。そんな時にでも少しでも情報を得られるように切り分け手順の一部として体に覚えさせてしまうのもいいかもしれません。たとえそれがsh ip int b や sh int statusのような初歩的な確認であっても役にたつはずです。

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